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子宮内膜症→チョコレート嚢胞(ここまで自覚なし)→明細胞腺がん発覚。今は経過観察中。ふだんは漫画やアニメの話題など。

卵巣腫瘍

どっちだ?

さて。 なんだか宙ぶらりんな状況の私。 がん細胞が見つかったからといってすぐに治療しなくてもいい、というのは 気が楽な一方で、いきなりどこかに飛んでいたらどうするんだ?という不安がある。 でも化学療法のつらさは娘を見ていて知っている(つもり)…

資料庫

卵巣腫瘍関連の記事を書くにあたって、参考にしたサイトです。 ★ 卵巣腫瘍(良性、悪性含む)について 日本婦人科腫瘍学会 http://www.jsgo.gr.jp/public/ransou.html ※ 卵巣がん治療ガイドラインを含む。 独立法人 国立病院機構 大阪医療センター http://ww…

術後の様子

術後の様子について、思いつくままに書いてみる。 まず、おなかの様子。 手術前は妊娠中を思い出すような身のこなし、たとえば 起き上がるときに手をついて起き上がったりとか、 下腹部を押さえたりといった行動をしていたのだが、それらは 全く無くなった。…

ぽいっと楽な場所に?

主治医から聞いているわけではないので、あくまでも推測の覚書。 以前の記事に、私の腫瘍は「境界悪性の低度かな?」と書いていたが、 チョコレート嚢胞由来の腫瘍の場合は境界悪性とは言わないそうで、 単に悪性となるのだそうだ。 そういうことなら、今ま…

ちょっとわだかまり

H25年4月18日 いつものように10分くらい前に病院へ行って受付をすませると、 待合室は思ったより人が多かった。 初診の人が多いのかな?と思ったら、産婦人科ならではの貼り紙、 「分娩中なのでしばらくお待ちください」がドアに貼り付けてあった。 これは…

なんですと?!

H25年4月4日 前回受けた血液検査の結果を聞きに行く。 診察室に入ると、いきなり内診だと言われて診察室隣の 内診室へうながされる。 うーん。先に挨拶をした方が、気持ち的にはいいのだが。 段どりの問題なのかもしれないが、ちょっと嫌だ。 内外の傷は…

退院後初の診察・病理検査の結果

H25年3月21日 退院して初めての診察。 2週間前まで入院していたせいか、なんだか懐かしい感じさえある。 戻りたくはないけれど、見慣れた光景は安心するものだ。 予約時間の10分前に病院へついて受付をすませて待っていると、 思ったより早く名前を呼ばれ…

いろいろと補完

書き忘れていたことなど・・・。 退院した時、入院時に使用した薬剤や各種検査や医療器具の 詳細がついてきたのには驚いたが、あった方が安心かも、と思った。 個人が経営する病院だからなのかもしれないが、 娘が入院していた大学病院では、ここまで詳しく…

医療費の話

と。 退院まで記事を書いてきたが、ここで入院費用を参考に書いておく。 入院する時、病院から支払いについての書類をもらっていて、 そこに「支払い額の軽減について」という項目があった。 そこにあった「限度額適用認定証」を旦那さんの職場で申請して も…

術後10日目・退院

H25年3月10日 ついに退院の日がやってきた。 入院期間は約10日間と聞いていたが、貧血のおかげで2日伸びてしまった。 まあ、それはもういい。 なんたって退院だ。 10時には病院を出られるように準備を始める。 といっても、一人分の荷物なのですぐにまとま…

術後9日目

H25年3月9日 朝に採血と尿検査があった。 いつも採血はまだちょっと寝ぼけている時にあるので、 それで完全に目が覚める。 今日で貧血の投薬も終わりなのだが、採血をした同じ腕で 注射をされたのでちょっととまどう。 まあ、注射のしやすさなんだろうけど…

術後8日目

H25年3月8日 今日もゆったりとした気分。 尾てい骨が痛くなってきたが、それは常にあるわけではないので まあよしとしよう。 術後初めての診察(内診)があって、そちらは順調とのこと。 日曜日に退院できるらしいので、そうしてもらう。やった~。 ところ…

術後7日目

H25年3月7日 日に日に体が動くようになってくると同時に、 内臓の病気は回復が早いな、としみじみ思う。 娘のように運動器の病気だと、まず体を動かせないつらさを 長く味わってしまう事になる。 ずっと不機嫌だった理由が今頃わかった。ごめんよ、娘。 医…

術後6日目

H25年3月6日 ついに抜鈎の日が来た。 傷は糸ではなく、ホッチキスの針のようなもので閉じてあるので 抜糸ではなく、抜鈎(ばっこう)というそうだ。 娘の傷は、私の傷の7~8倍くらいの長さがある。 そのため抜鈎する本数もかなり多く、場所によって痛か…

術後5日目

H25年3月5日 ついにシャワーの許可がおりたので、早速お風呂へ行く。 久しぶりに髪を洗ってさっぱりしたが、傷口の保護テープが ゴムのような材質だったらしく、お湯の熱でなんだかテープの 周りがひよひよなんですが・・・。 フリルのような状態になって…

術後4日目

H25年3月4日 毎日の洗濯物は私の母がしてくれているのだが、 今日は来るのが遅くてもしかして来られなくなったのかな、と 思っていたら来た。 父がなかなか外出先から帰って来なかったらしい。 交通手段が車しかないので、その点は不便なので仕方がない。 …

術後3日目

H25年3月3日 朝晩の血栓予防の注射はあるが、その他は特に問題もなく、 気分もかなりよい状態になっていた日だった。 変わった点と言えば、11時前後に入れる鉄剤の注射の時、 ついにずっと入っていた留置針から液が漏れた。 思わず「いてててててて。」と…

術後2日目

H25年3月2日 なんとなく頭の芯がぼうっとしたままで、朝を迎える。 昨日と同じく、朝の注射から一日が始まった。 窓にはブラインドがあるのだが、昨日はずっと閉めっぱなしだったので 私は少々いらいらとしていた。 私は朝になったらカーテンを開けて、ま…

術後1日目

H25年3月1日 やっと長い夜が明けて、看護師が心電図のモニターを取ってくれた。 「これがうっとおしかったんだよね~。」と言いながら。 それは1か所だけではなく、3か所ぐらいついていたのだ。 普段ならなんとも思わないのかもしれないが、非日常な時は…

手術の日 2

目が覚めると、そこは病室だった。 なにがなんだかわからない状態の頭だったが、 主治医が私の顔をのぞきこみながら、 「そこそこの出血があったからね!」と言って去って行った。 とにかく、寒い! もう寒くて寒くて、震えていた。 電気毛布がかけられてい…

手術の日 1

H25年2月28日 手術は午後1時半からの予定なので、当然、食事は昨夜の夕食が最後、 飲み物も朝8時までである。 でも、あまりおなかはすかないし、喉も乾かない。 早めに弾性ストッキングを履き(履きにくいので看護師が手伝ってくれた)、 手術着に着替えた…

入院

H25年2月27日 いよいよ入院。 私だけの入院は久しぶりだ。 一人分だと、荷づくりもあっという間に終わってしまった。 10時に受付まで来て下さいと言われていたので、逆算して 姉が迎えに来てくれた。 病院へ着いて受付をすませると、ほどなくして病棟の看護…

たちどまる

手術の日も決まったし、自動的に入院は前日となったので、 もう後戻りはできない。 「やっぱり3月の方がよかったかなあ? それなら、学校の送迎も 頼まなくてもいいし・・・。」 と。 後回しにしたい私が、そうつぶやく。 だが、それは物理的にもすぐに却下…

思わぬ展開

H25年2月14日 予約時間がお昼に近かったせいか、駐車場も院内もかなりすいていた。 これなら車を近くのショッピングセンターに止めなくてもよかったなあ、と 思いながら受付をすませて、外来待合室へ行った。 本でも読もうかな、と思った瞬間に名前を呼ばれ…

手術決定

H25年2月7日 先週受けたMRI検査の結果を聞きに行く。 再診なので、今回からは診察時間が予約できる。 といっても、少々待ったが意外と早く名前を呼ばれた。 診察室へ入って椅子に腰をかけると、医師はパソコンを操作して MRI画像を呼び出した。 自分の身体…

沈黙の・・・

MRIなどの検査結果が出るのは一週間後だったので、 それまでの間、私はネットで「卵巣腫瘍」について調べた。 腫瘍、と聞くと個人的には「できもの」、それもいいやつと悪いやつ、 という印象がある。 母の場合はいいやつばかりで数回手術しており、健在だ。…

ことの起こり 2

この病院はそこそこの規模で、診療科も多い。 そのためか、診察後に検査へ行く時、迷わないように(?) スタッフがちゃんと案内してくれるのである。 それはさておき、私はまずお手洗いへ行った。 ここ数カ月は頻尿の状態が続き、2時間おきくらいに お手洗…

ことの起こり 1

それは、つい最近といえば最近のことだ。 この1月末のある夜のこと、横になった時、下腹部に違和感を感じた。 おなかに何かが乗っかっているような感覚。 軽い気持ちで下腹部を触ってみた私は、一瞬、凍りついた。 何か、あきらかに固いものが指先に触れた…