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子宮内膜症→チョコレート嚢胞(ここまで自覚なし)→明細胞腺がん発覚。今は経過観察中。ふだんは漫画やアニメの話題など。

手術決定

 

H25年2月7日

 

先週受けたMRI検査の結果を聞きに行く。

再診なので、今回からは診察時間が予約できる。

といっても、少々待ったが意外と早く名前を呼ばれた。

 

診察室へ入って椅子に腰をかけると、医師はパソコンを操作して

MRI画像を呼び出した。

自分の身体の断面を見るのはなかなか面白いのだが、面白いと言っていられない

現実を、医師は指でその部分を囲みながら言った。

「これが腫瘍ですね。」

・・・でかっ。

「何センチくらいあるんですか?」

「うーん。10センチはありますね。大きいから隙間にはまり込んでしまっています。」

し、腫瘍が隙間にはまり込む??

それならばネットで見た茎捻転の可能性は低いのだろうか?とふと思ってしまった。

「で。」

医師はMRI画像を見ながら、言った。

「だいたいの部分はいいけれど、この部分ね。」

とある部分を指さしつつ

「ここ、白いでしょ。ここだけよくない腫瘍の可能性があるんです。」

言われて見てみると、白い部分がふよふよと写し出されていた。

「でも、腫瘍マーカーは全部異常なしなのでたぶん大丈夫だとは思うのですが、

念のために、手術は両方の卵巣と子宮を取ります。」

え? と私は思う暇もなかった。

 

 「手術はいつにしますか?」

「・・・できれば3月末あたりの方がいいです。」

「3月ねえ・・・。」

と医師は言いながら、かたわらにいる看護師と相談を始めた。

 

あまり長くおいておくのもよくないかな、と私の中で何かがささやく。

ちょうど娘の送迎の件についても、身内からいい返事をもらっていたことを

思いだして、私は言った。

「あの、2月末だといつごろが空いてますか?」

「うん? 2月はねえ・・・28日ですね。」

「入院はどのくらいかかりますか?」

「だいたい10日くらいです。」

「じゃあ・・・その日にお願いします。」

 

と。

手術の日はあっさりと決まった。

 

診察の後、術前検査に行くことになった。

検査が終わったらまた診察室に戻ってきてくださいと言われて、

術前検査ツアーへでかける。

 

尿検査と採血は早く終わった。

が、エコー検査が混んでいるらしくて、先に胸部レントゲンを受けるように

指示があったので、しばらく待つ。

あ~。胸部レントゲンなんてひさしぶり。

そういえば、市民健診のたぐいはここ数年行っていない。

旦那さんの職場から扶養家族向けの健診の案内があったりするのだが、

それさえも私は受けていなかった。

ちょっと後悔するなあ・・・。

そうこうしているうちに、レントゲン撮影の順番が回ってきた。

これはもう、瞬間で終わる。

後回しにしていたエコー検査を受けるべく、また検査室の前へ戻る。

少し待って、名前を呼ばれて検査室へ入った。

 

エコー検査は、心臓、下肢静脈。

この下肢静脈のエコー検査だが、ちょうど内股のツボを刺激するらしくて、

結構痛かった。

 

続いて、心電図。これはすぐに終わった。

 

そして、最後に呼吸機能検査。

これは、娘が手術前に受けた検査と同じだ。

検査機器は違うが、内容は同じである。

人がやるのを見るのと、自分がやるのとはまったく違うという当たり前のことを、

改めて思い知った。

帰宅して娘にその話をすると、

「そやろ~。あれ、しんどいやんなあ。」と答えたのだった。

 

 

検査ツアーから診察室前まで戻ると、なんと実家の両親が椅子に座って

待っていた。

先日、電話でまた病院へ行く日を話していたから来てくれたらしい。

外来の看護師がやってきて、

「よかったらご身内の方も所見を聞かれますか?」と声をかけたので、

母は「はい。」と返事した。

そのうちに、父は待合室の椅子は疲れるからロビーの椅子に座ると言って、

立ちあがって行ってしまった。

 

しばらく待って、また名前を呼ばれた。

中待合に案内されると、もう少し待たねばならないらしい。

その間に、入院の説明をしてくれるという。

 なにやらたくさんの書類を書かねばならないのが面倒に思えたが、それは

仕方がない。

ひと通り説明を聞いてしまってもまだ名前を呼ばれなかったので、母と話を

しながら待っていた。

 

「お待たせしてすみません。どうぞ~。」と外来の看護師がやっと呼びに来た。

診察室へ入ると、医師は検査前に受けた説明を母にむけて再びしたのだった。

MRIの画像は母にとっても衝撃的だったらしく、説明が終わった後でも

母は「いやあ・・・大きかったなあ・・・。」としみじみ言っていた。

 

来週、今日の検査結果と手術内容の詳しい説明を受けることになり、

この日は終わった。

 

ああ。手術かあ・・・。

手術なんて、長女の帝王切開以来だ。

二女は経膣分娩だったから、麻酔を受けての手術は15年ぶりになる。

 

私は、その時はまだ冷静だったと思う。

 

 

本日の診療費  7,820円

 

 

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