術後6日目
H25年3月6日
ついに抜鈎の日が来た。
傷は糸ではなく、ホッチキスの針のようなもので閉じてあるので
抜糸ではなく、抜鈎(ばっこう)というそうだ。
娘の傷は、私の傷の7~8倍くらいの長さがある。
そのため抜鈎する本数もかなり多く、場所によって痛かったり
そうでなかったりと縫った場所によっていいろいろとあるのだな、
とは思っていた。
前日に娘と電話で話していて、そろそろ針を抜くという話をしたら、
「痛いと思ってたら痛くなくなってくるねん。」と言っていたので、
いざ抜く時にその話を思い出したのだが・・・痛いものはやはり痛かった。
主治医はひょいひょいと針を抜き、繊維入りの保護テープをまた
ひょいひょいとリズミカルに傷口へ貼っていった。
「このテープははがれるままにまかせてね。」と言って、処置は終了。
そのあと、シャワーをあびたらいきなり数枚のテープがはがれそうになり、
少し慌てたがまたくっついた。
しかしいくら針が抜かれたとはいえ、まだちょっとこわい。
この時点ではくしゃみするのもおなかをおさえないと響いていたので、
起きあがる時に気をつけないとぴき!といったらどうしよう、などと
考えてしまうのだった。
やっとiPodを聴いても頭に来なくなったので、暇な時間に音楽を聴く。
婦人科系は頭部に来るのかなあ・・・。
出産後はテレビのちらつきが気になったし、今回は耳。
目もあまり長く本を読んだりするのは疲れやすいので、
ぼちぼちとしか読めない。
まあ、時間はあるのでそれはそれでよしとするか。