術後7日目
H25年3月7日
日に日に体が動くようになってくると同時に、
内臓の病気は回復が早いな、としみじみ思う。
娘のように運動器の病気だと、まず体を動かせないつらさを
長く味わってしまう事になる。
ずっと不機嫌だった理由が今頃わかった。ごめんよ、娘。
医療的な処置といえば、血栓の注射はもう終わっていたので、
あとは鉄剤の注射だけが残っていた。
いつまでするんかな~?
ヘモグロビンは急に回復するものではないらしいので、
ゆっくりと待つしかないようだ。
点滴がないので11時の巡回まで看護師は来ないし、
シャワーも浴びることができるので看護助手も部屋に
入って来る機会が少なくなってきた。
そのためか、一日がずいぶんとゆったりと感じられる。
天気がいいので今日は母は来ないかな、と思ったら
15時くらいに来た。珍しい。
主治医がやってきて、月曜日あたりに退院できそうだという。
だが、病理検査であまりよくないものが出ているらしくて、
その結果によっては抗がん剤治療が始まるかもしれない、とのことだった。
今のところの所見では、子宮内膜症からのチョコレート嚢胞だという。
生理痛が相当ひどかったと思われます、と主治医は言うのだが、
私はそんなにひどい部類だとは思っていなかったので驚いた。
たしかに、じっとりと脂汗が出てきて痛い痛いと思わず言いながら
のたうちまわるような痛みや、下腹部に何か球体のようなものを
感じながら重だるい痛みを感じたことは何度もある。
しかし友人や身内はもっと苦しんでいたのを知っていたので、
私の痛みはそれほどでもない方だとばかり思っていたのだ。
今回は、意外なことばかり起こるな・・・。